2012/02/18

昔話 -ヤンキーのりょーちゃん編-

何となくブログを書く気分だから昔話をする。

私にはりょーちゃんと言う幼なじみ?がいる

保育園、小、中学校とクラスメイトだったヤンキー少年?りょーちゃん

彼は暴力的でソリ込みを入れたヤンキー少年だったけど、
今では鯉の和彫りを入れた気合いの入った厳ついダンプのあんちゃんである。

りょーちゃんは皆ちょっと怖がるけど、昔から超良い奴なのだ。


去年の末、同窓会があって、幹事だった私はクラスの皆1人1人と電話で話した。
久しぶりの近況報告として、私の結婚とその経緯の話が上がる

でもそれは、私にとってはあまりうれしいものではなかった。

私は流産を経験しているからだ。
どうあっても暗い話になってしまうし、相手によってはあえて伏せる場合もあった。

惨めなのだ。
女として、 生物として、失敗の申告

慰められるのも、聞いて悪かった、と謝られるのも、励まされるのも、
どんな反応にも、最低な気分になった。
一切の余裕が持てない。


だからその時も、観念するような気持ちでりょーちゃんに話した。


りょーちゃんは、何も言わなかった。
あんまりにも何も言わなかったから、私の方から反応を伺ってしまった


「ごめん、俺、こう言う時何て言ったら良いか分かんなくなっちまうんだよ。」


私は、本当に感動して、 何も言えなくなった。
本当にうれしかった。

やっぱり、りょーちゃんて、凄く優しいんだなーと思った。

私は、ずっと誰かに、なんとかして慰めて欲しかったんだと思う。
そうして、多分、こんな言葉が欲しかったんだろう。

りょーちゃんてすげーな。

りょーちゃんはやっぱり、超良い奴なのである。
皆、怖がるけど。

昔話おしまい。

いい話だろ。